初めて記事を書くけど、どうすればいいかわからない。完全初心者でもわかるように、記事の書き方を解説してほしい。
こんな悩み、疑問に答えます。
Webライターを始めて、いざ記事を書こうとしても難しいですよね。
私も最初は全然進まなくて、落ち込んでました笑
この記事に書いてあることを実践すれば、Webライターとして記事を書くイメージが掴めます。
5年続けてきた私が「初心者が記事を書くならこれだけで大丈夫」という思いで、要点だけまとめました!
さっそく始めていきましょう!
【全体の流れ】Webライター案件における記事の書き方
Webライター案件における記事は、以下の流れで書いていきます。
構成に目を通す
Webライター案件では、クライアントが作成した構成をもとに記事を書きます。まず、共有された構成や資料・マニュアルをすべて読みましょう。
以下のようなものが、構成です。
構成を理解したらどんな人に向けて、記事を書いているか考えます。読者やペルソナを細かく書いてくれるクライアントもいますが、クラウドソーシングでは共有されないことのほうが多いです。
読者を考えるときは、以下の内容を考えてみましょう。
- 年齢
- 性別
- 初心者向けor知識がある人向け
- 読者の悩んでいること
ここで重要なのは「読者の悩んでいること」です。読者が悩んでいることを解決する記事を書くのが、一番の目標といえます!
ざっくり読者が想定できたら、次に進みましょう。
競合記事に目を通す
続いて、KWを元に競合記事を読んでいきます。Googleのプライベートウィンドウ(Ctrl+Shift+n)で対策KWを検索して、上から5〜10記事に目を通しましょう。
競合記事に目を通す目的は、以下の3つです。
- 自分が書くべき記事の方向性を知るため
- KWに関する知識を増やすため
- 読者がほしい情報を理解するため
ここで重要なのは「読者がほしい情報を理解するため」です。Google検索で1位をとれているということは、読者の悩みを解決する記事であること。
そのため、Google上位記事の内容を参考にすれば、読者に読まれやすい記事に近づきます。ただし、記事の丸パクリやコピーはNGです。
具体的には、上位記事の内容を参考にしつつ、競合記事にない自分視点の情報を盛り込みます。
競合記事は、いまよりも古い情報をもとに書かれているはずです。
最新の情報を入れたり、あなた独自の視点で気づいたことを執筆したりすれば、オリジナルの記事ができます。
これなら、上位記事のコピー記事になりません。
Webライティングをする
さっそく記事の執筆を始めます。Webライティングで重要なのは、以下の3つです。
- 結論から述べる
- 正しい情報かどうか確認する
- 読者を想定して書く
特に「正しい情報かどうか確認する」を意識しましょう。
どんなに綺麗な文章を書いて、読者を細かく想定していたとしても、情報が間違っていれば記事の価値はなくなってしまいます。
また、嘘の情報を記事に書くと、クライアントが損害を受けて最悪訴えられる可能性もあります。
記事を書くときは、基本的に公式サイト・公的文書の情報を参考にしましょう。
見直しする
記事を書き終わったら、必ず見直ししましょう。
誤字脱字があると、継続案件の獲得や単価UPはできません。
誤字脱字は、見直しをしっかりすれば必ず避けられます。これはWebライター歴も関係なく、初心者のうちから誰でもできるものです。
Webライターを続けて5年経つ私でも、見直しをして誤字脱字を毎回直しています。どれだけ気をつけて執筆しても、気づかないうちに間違えてます笑
とにかく記事を書き終わったら、必ず見直しましょう。最初のうちは、自分が書いた記事を声に出して読むのがおすすめです!
おかしい言い回しや誤字脱字がわかりやすくなりますよ!
Webライティングで使える便利な言い回し一覧
記事を書いていると、こう伝えたいけどなんて書けばいいかわからない。ということが多いですよね。
そんなときは、以下の言い回しを使ってみてください。
語尾の「です」「ます」の連続を避けたいとき
- 〜と言えます。
- 〜できます or が可能です。
- 〜しましょう。
- 〜してみてください。
なにかをおすすめするとき
- 〜がおすすめです。
- 〜な人にぴったりです。
- 〜するときに最適です。
2文を1文にするとき
- 〜なので、〜です。
- 〜であるため、〜ます。
- 〜な点で、〜です。
接続詞に困ったとき(同じ接続詞の連続を避ける)
- そのため、
- よって、
- したがって、
なにかを説明するときに使える接続詞
- つまり、
- なお、〜〜なので注意しましょう(注意点を説明するとき)
逆説するとき
- しかし、
- 〜ですが、
- 〜な反面、
ここで重要なのは、句読点「、」を必ずセットで使うことです。
上記一覧の言い回しは、句読点をあわせて使うと読みやすい文章になるので、思考停止でそのままパクってください。笑
なお、このブログはWebライター初心者の人向けにわかりやすくするため、砕けた文章で書いてます。このブログの文章を真似すると、Webライター案件には適切でないことが多いので注意です。笑
初心者がWebライティングで気をつけるべき注意点
Webライティングでは、やってはいけない注意点があります。初心者が間違いやすいところをまとめているので、目を通しておきましょう。
冗長表現を使わない
Webライティングでは、冗長表現を使わないように注意しましょう。冗長表現とは、意味のない言葉や言い回しによって、文章が長くなる表現のことです。
初心者が使いがちな冗長表現と正しい表現は、以下のとおりです。
✗ 冗長表現 | ◯ 正しい表現 |
〜することができる | 〜できる |
〜するといったこと | 〜すること |
今月の人気の商品は | 今月の人気商品は |
間違いがあるものである | 間違いがある |
詳細な情報について詳しく説明します。 | 情報について詳しく説明します。 |
「ことができ」「である」などを記事内で検索(ctrl + F)するとチェックしやすいですよ!
文末表現や漢字・ひらがなの連続を避ける
同じ文末表現や漢字・ひらがなの連続は、避けましょう。
Webライター案件では「です」「ます」など同じ語尾が3回以上連続することを、NGとしているクライアント様が多いです。
また、見出し内で漢字やひらがなの一方が多すぎると、文章が読みづらくなります。漢字とひらがなのバランスも意識しましょう。
一文一義を徹底する
Webライティングでは、一文一義を徹底することが重要です。
一文一義とは「1文章に伝えたいことを1つ盛り込む」ということです。
「原宿でおすすめのカフェはブルーボトルコーヒーで、内装がおしゃれなのでデートにぴったりです。」
「原宿でおすすめのカフェは、ブルーボトルコーヒーです。内装がおしゃれなのでデートにぴったりです。」
このように、長い文章は2つの文に分けることで、一文一義にしやすくなります。
「おすすめのカフェはブルーボトルコーヒー」「おしゃれなのでデートにぴったり」のように一文中で意味を分けると、わかりやすいと思います。
なお、一文一義を意識しすぎると、一文が短くなりすぎて淡々とした文章になってしまいます。
ライティングするメディアによって文章の温度感は異なるので、FBをもとに文章を最適化していきましょう。
一文は60字以内にする
Webライティングでは、一文は60字以内にするのがおすすめです。一文が60字を超えると文章が読みづらくなります。
また、60字を超えているときは、一文一義が守られていない可能性が高いです。一文が60字以上になったときは、文章を2つに分けましょう。
Webライター案件で文章がうまく書けない原因
リサーチが足りていない
文章がうまく書けない原因として、リサーチが足りていない可能性があります。
クライアントから構成が共有されたときに、マニュアルを参考に競合リサーチをしていると思いますが、それだけでは知識が足りていないことが多いです。
リサーチが十分できていれば、記事のクオリティも高くなり、執筆スピードも自然と早くなります。
私はKWに関する知識を得るために、Google・YouTube・TikTokでも検索して関連動画をみるようにしてます。正直めんどくさいですが、圧倒的に執筆スピードが上がるのでおすすめです。笑
意外とやっている十分なリサーチができているライターさんが少ないと思うので、ここまでやれば他の人よりも良い記事が書けるかもです。
ぜひ参考にしてみてください!
読者をイメージできていない
記事の読者を具体的にイメージできていないと、文章がうまく書けなくなります。構成を作ってくれたディレクターさんは、必ず読者を想定して見出しを作っています。
読者を常にイメージしておかないと、見出しがどれだけうまく作られていても、間違った内容の文章を書いてしまうでしょう。
ディレクターさんが求める文章を書けないと、継続案件はもらえない可能性が高いです…
どうせやるなら仕事のしやすいクライアントさんのもとで、執筆し続けたいところです。営業する回数が増えると、精神的に萎えていくこともありましたし。
必ず読者の年齢や性別などを具体的にイメージした上で、執筆しましょう。
執筆経験が少ない
文章がうまく書けない原因は、単純に執筆経験が少ないからかもしれません。
Webライターが上達するには、一定数以上記事を書き続ける必要があります。
このブログでも名言していますが、Webライターは「質よりも量」が大事です。最初のうちはとにかく文章を書きまくることで、気づいたら上達します。
初心者の人ほど、質にこだわってなかなか進まなくなり、やめてしまうケースがかなり多いです。
あえて厳しい言葉でいうと「最初のうちはこだわるべき質もわからない」と思います…
私も駆け出しの頃、かなり時間をかけて書いた記事がFBだらけで落ち込みました。クライアントからのFBできつい言葉を書かれて、ストレスを抱えた経験もたくさんあります。笑
とにかく、執筆量が増えることで、初心者ライターが悩んでいることは解決する可能性が高いです!
質より量にこだわりましょう。