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Webライターの記事の書き方|便利な言い回し一覧や執筆の注意点も解説

初心者の人
初心者の人

初めて記事を書くけど、どうすればいいかわからない。完全初心者でもわかるように、記事の書き方を解説してほしい。

こんな悩み、疑問に答えます。

かねこ
かねこ
かねこ(@writer_kaneko

Webライターを始めて、いざ記事を書こうとしても難しいですよね。

私も最初は全然進まなくて、落ち込んでました笑

この記事に書いてあることを実践すれば、Webライターとして記事を書くイメージが掴めます。

5年続けてきた私が「初心者が記事を書くならこれだけで大丈夫」という思いで、要点だけまとめました!

さっそく始めていきましょう!

【全体の流れ】Webライター案件における記事の書き方

Webライター案件における記事は、以下の流れで書いていきます。

Webライターの記事の書き方

  1. 構成に目を通す
  2. 競合記事に目を通す
  3. Webライティングをする
  4. 見直しする

構成に目を通す

Webライター案件では、クライアントが作成した構成をもとに記事を書きます。まず、共有された構成や資料・マニュアルをすべて読みましょう。

以下のようなものが、構成です。

構成を理解したらどんな人に向けて、記事を書いているか考えます。読者やペルソナを細かく書いてくれるクライアントもいますが、クラウドソーシングでは共有されないことのほうが多いです。

読者を考えるときは、以下の内容を考えてみましょう。

  • 年齢
  • 性別
  • 初心者向けor知識がある人向け
  • 読者の悩んでいること

ここで重要なのは「読者の悩んでいること」です。読者が悩んでいることを解決する記事を書くのが、一番の目標といえます!

ざっくり読者が想定できたら、次に進みましょう。

競合記事に目を通す

続いて、KWを元に競合記事を読んでいきます。Googleのプライベートウィンドウ(Ctrl+Shift+n)で対策KWを検索して、上から5〜10記事に目を通しましょう。

競合記事に目を通す目的は、以下の3つです。

  • 自分が書くべき記事の方向性を知るため
  • KWに関する知識を増やすため
  • 読者がほしい情報を理解するため

ここで重要なのは「読者がほしい情報を理解するため」です。Google検索で1位をとれているということは、読者の悩みを解決する記事であること。

そのため、Google上位記事の内容を参考にすれば、読者に読まれやすい記事に近づきます。ただし、記事の丸パクリやコピーはNGです。

具体的には、上位記事の内容を参考にしつつ、競合記事にない自分視点の情報を盛り込みます。

競合記事は、いまよりも古い情報をもとに書かれているはずです。

最新の情報を入れたり、あなた独自の視点で気づいたことを執筆したりすれば、オリジナルの記事ができます。

かねこ
かねこ

これなら、上位記事のコピー記事になりません。

Webライティングをする

さっそく記事の執筆を始めます。Webライティングで重要なのは、以下の3つです。

  • 結論から述べる
  • 正しい情報かどうか確認する
  • 読者を想定して書く

特に「正しい情報かどうか確認する」を意識しましょう。

どんなに綺麗な文章を書いて、読者を細かく想定していたとしても、情報が間違っていれば記事の価値はなくなってしまいます。

また、嘘の情報を記事に書くと、クライアントが損害を受けて最悪訴えられる可能性もあります。

記事を書くときは、基本的に公式サイト・公的文書の情報を参考にしましょう。

見直しする

記事を書き終わったら、必ず見直ししましょう。

誤字脱字があると、継続案件の獲得や単価UPはできません。

誤字脱字は、見直しをしっかりすれば必ず避けられます。これはWebライター歴も関係なく、初心者のうちから誰でもできるものです。

Webライターを続けて5年経つ私でも、見直しをして誤字脱字を毎回直しています。どれだけ気をつけて執筆しても、気づかないうちに間違えてます笑

とにかく記事を書き終わったら、必ず見直しましょう。最初のうちは、自分が書いた記事を声に出して読むのがおすすめです!

おかしい言い回しや誤字脱字がわかりやすくなりますよ!

Webライティングで使える便利な言い回し一覧

記事を書いていると、こう伝えたいけどなんて書けばいいかわからない。ということが多いですよね。

そんなときは、以下の言い回しを使ってみてください。

語尾の「です」「ます」の連続を避けたいとき

  • 〜と言えます。
  • 〜できます or が可能です。
  • 〜しましょう。
  • 〜してみてください。

なにかをおすすめするとき

  • 〜がおすすめです。
  • 〜な人にぴったりです。
  • 〜するときに最適です。

2文を1文にするとき

  • 〜なので、〜です。
  • 〜であるため、〜ます。
  • 〜な点で、〜です。

接続詞に困ったとき(同じ接続詞の連続を避ける)

  • そのため、
  • よって、
  • したがって、

なにかを説明するときに使える接続詞

  • つまり、
  • なお、〜〜なので注意しましょう(注意点を説明するとき)

逆説するとき

  • しかし、
  • 〜ですが、
  • 〜な反面、

ここで重要なのは、句読点「、」を必ずセットで使うことです。

上記一覧の言い回しは、句読点をあわせて使うと読みやすい文章になるので、思考停止でそのままパクってください。笑

なお、このブログはWebライター初心者の人向けにわかりやすくするため、砕けた文章で書いてます。このブログの文章を真似すると、Webライター案件には適切でないことが多いので注意です。笑

初心者がWebライティングで気をつけるべき注意点

Webライティングでは、やってはいけない注意点があります。初心者が間違いやすいところをまとめているので、目を通しておきましょう。

Webライティングでの注意点

  • 冗長表現を使わない
  • 文末表現や漢字・ひらがなの連続を避ける
  • 一文一義を徹底する
  • 一文は60字以内にする

冗長表現を使わない

Webライティングでは、冗長表現を使わないように注意しましょう。冗長表現とは、意味のない言葉や言い回しによって、文章が長くなる表現のことです。

初心者が使いがちな冗長表現と正しい表現は、以下のとおりです。

冗長表現正しい表現
〜することができる〜できる
〜するといったこと〜すること
今月の人気の商品は今月の人気商品は
間違いがあるものである間違いがある
詳細な情報について詳しく説明します。情報について詳しく説明します。
かねこ
かねこ

「ことができ」「である」などを記事内で検索(ctrl + F)するとチェックしやすいですよ!

文末表現や漢字・ひらがなの連続を避ける

同じ文末表現や漢字・ひらがなの連続は、避けましょう。

Webライター案件では「です」「ます」など同じ語尾が3回以上連続することを、NGとしているクライアント様が多いです。

また、見出し内で漢字やひらがなの一方が多すぎると、文章が読みづらくなります。漢字とひらがなのバランスも意識しましょう。

一文一義を徹底する

Webライティングでは、一文一義を徹底することが重要です。

一文一義とは「1文章に伝えたいことを1つ盛り込む」ということです。

「原宿でおすすめのカフェはブルーボトルコーヒーで、内装がおしゃれなのでデートにぴったりです。」

「原宿でおすすめのカフェは、ブルーボトルコーヒーです。内装がおしゃれなのでデートにぴったりです。」

このように、長い文章は2つの文に分けることで、一文一義にしやすくなります。
「おすすめのカフェはブルーボトルコーヒー」「おしゃれなのでデートにぴったり」のように一文中で意味を分けると、わかりやすいと思います。

なお、一文一義を意識しすぎると、一文が短くなりすぎて淡々とした文章になってしまいます。

ライティングするメディアによって文章の温度感は異なるので、FBをもとに文章を最適化していきましょう。

一文は60字以内にする

Webライティングでは、一文は60字以内にするのがおすすめです。一文が60字を超えると文章が読みづらくなります。

また、60字を超えているときは、一文一義が守られていない可能性が高いです。一文が60字以上になったときは、文章を2つに分けましょう。

Webライター案件で文章がうまく書けない原因

Webライター案件で文章がうまく書けない原因

  • リサーチが足りていない
  • 読者をイメージできていない
  • 執筆経験が少ない

リサーチが足りていない

文章がうまく書けない原因として、リサーチが足りていない可能性があります。

クライアントから構成が共有されたときに、マニュアルを参考に競合リサーチをしていると思いますが、それだけでは知識が足りていないことが多いです。

リサーチが十分できていれば、記事のクオリティも高くなり、執筆スピードも自然と早くなります。

私はKWに関する知識を得るために、Google・YouTube・TikTokでも検索して関連動画をみるようにしてます。正直めんどくさいですが、圧倒的に執筆スピードが上がるのでおすすめです。笑

意外とやっている十分なリサーチができているライターさんが少ないと思うので、ここまでやれば他の人よりも良い記事が書けるかもです。

ぜひ参考にしてみてください!

読者をイメージできていない

記事の読者を具体的にイメージできていないと、文章がうまく書けなくなります。構成を作ってくれたディレクターさんは、必ず読者を想定して見出しを作っています。

読者を常にイメージしておかないと、見出しがどれだけうまく作られていても、間違った内容の文章を書いてしまうでしょう。

ディレクターさんが求める文章を書けないと、継続案件はもらえない可能性が高いです…

どうせやるなら仕事のしやすいクライアントさんのもとで、執筆し続けたいところです。営業する回数が増えると、精神的に萎えていくこともありましたし。

必ず読者の年齢や性別などを具体的にイメージした上で、執筆しましょう。

執筆経験が少ない

文章がうまく書けない原因は、単純に執筆経験が少ないからかもしれません。

Webライターが上達するには、一定数以上記事を書き続ける必要があります。

このブログでも名言していますが、Webライターは「質よりも量」が大事です。最初のうちはとにかく文章を書きまくることで、気づいたら上達します。

初心者の人ほど、質にこだわってなかなか進まなくなり、やめてしまうケースがかなり多いです。

あえて厳しい言葉でいうと「最初のうちはこだわるべき質もわからない」と思います…

私も駆け出しの頃、かなり時間をかけて書いた記事がFBだらけで落ち込みました。クライアントからのFBできつい言葉を書かれて、ストレスを抱えた経験もたくさんあります。笑

とにかく、執筆量が増えることで、初心者ライターが悩んでいることは解決する可能性が高いです!

かねこ
かねこ

質より量にこだわりましょう。

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