Webライティングの勉強を始めたいけど、自分に合う学習方法を知りたい。
こんな悩み・疑問に答えます。
前提として、無料でできる勉強方法かつ独学で案件を取ることは可能です。
しかし、少しでもお金をかけて知識を得ると、他の初心者ライターさんよりもステップアップできます。
私も最初は本で勉強したことで案件を継続して獲得し、3ヶ月目で月収25万円を達成しました。
なお、Webライターを始めるなら最初は勉強が必須です。
正しい方向に努力するために知識を付けないと、時間が無駄になったり、本来稼げる金額を失ったりします。
この記事を読めば、自分に合った勉強方法が見つかります。
ぜひ参考にしてみてください!
Webライターの勉強方法7選
Webライターの勉強方法は様々です。そのため、自分に合った勉強方法を見つけましょう。Webライターの勉強方法は、以下のとおりです。
本で勉強する
Webライター初心者の方は、本で勉強するのがおすすめです。
書店や通販でも気軽に購入でき、数百円〜1,000円程度で勉強できます。
本には作者の体験談をもとに執筆されている点で、これからライターを始めたい人にぴったりです。
実践で活かせる内容が学びやすいので、タイトルや口コミを参考に購入してみましょう。
とりあえず私がおすすめする本はこちら。
「10年つかえるSEOの基本」
他にもおすすめの本を知りたい人は、以下の記事がおすすめです。私が何度も愛読している本のみを紹介してます。
動画学習サイトやスクールで勉強する
Webライティングは、動画学習サイトやスクールでも勉強できます。
これらのサービスは、オンラインで完結するのがメリットです。移動中や仕事のスキマ時間でも、動画を見れます。
さらに、動画学習サイトは数千円〜1万円程度で利用できるので「本だけでは不安な人」におすすめです。
一方、スクールだと数万円〜10万円程度の費用がかかります。
こちらはプロのWebライターを目指したい人や、専門的なWebライティング・SEOスキルを確実に付けたい人におすすめです。
また、優秀な実績がある講師が口頭で解説しているため、リモート授業のように学べるのがポイントです。
動画学習サイトやスクールは、主に以下のようなものがあります。
Udemy(ユーデミー) | みんなのカレッジ (Webライターコース 初級) | Webライター養成講座 | |
受講料 | 千円〜数万円 | 24,200円〜 | 39,800円〜 |
期間 | 数時間〜 | 3週間 | 4〜9週間程度 |
学べる内容 | 基礎から応用まで (教材による) | ・Webライティング基礎 ・仕事のコミュニケーションスキル ・Webライターとして働く心得 | ・ライティング基礎 ・記事構成のテクニック ・SEOライティング ・生成AI(ChatGPT)のプロンプト作成 ・Googleキーワードプランナーのキーワード分析など |
その他 | 最大90%OFFの割引を開催 | 現役ライターからの添削 受講者と交流可能 | Lesson1を無料配信中 |
上記のうち、初心者にはUdemyがおすすめです。
Udemyとはオンライン学習プラットフォームで、実績のある方が動画教材を作成し販売しています。
全21万件以上も講座があり、低価格で良質なコンテンツが揃っています。
また、不定期で開催するキャンペーンでは、最大90%割引が行われるのでキャンペーン時の購入がお得です。
私がおすすめするUdemy教材は、たなざわさんの教材です。
Webライターやブロガーとして実績のある方で、かなりわかりやすく良質な動画でした。
私も実際に動画を見てWebライター駆け出しの方にはぴったりだと思ったので、ぜひ参考にしてみてください。
コミュニティに所属する
近年ではWebライター系のインフルエンサーさんが運営するコミュニティが増えています。
月額数千円程度でコミュニティに入ると、専用サイトで勉強できたり、定期的に開催されるライブ授業を見れたりします。
また、Discordサーバー内で案件の募集がされていたり、ライター同士の交流会があったりするのも特徴です。
Webライターとして横の繋がりが欲しい方や、好みのインフルエンサーさんがコミュニティを運営している方におすすめです。
私も以前まで「Webライターラボ」というコミュニティに所属して、学ばせていただきました!
ブログを作ってライティングする
Webライターの勉強方法として、WordPressブログを作ってライティングするのもおすすめです。
ブログを作るメリットは以下のとおりです。
- 実際に記事を書く練習になる
- 入稿作業の練習になる
- WordPressの知識が増える
Webライター案件のほとんどは、WordPressを使用しています。
案件のなかにはWordPressへの入稿(記事のアップロード)まで担当するものも多いです。
つまり、自分でブログを作ってしまえば、より実践的な学習ができます。
また、案件を獲得したことがなくて、ポートフォリオ・実績がない人は、特にブログを作るのがおすすめです。
ブログで記事を書けば、それをポートフォリオとして案件に応募できるのでWebライターとしてスタートダッシュしやすくなります。
最近はブログを作ることがかなり簡単になっていて、10分〜1時間程度で作れます。
ブログを作ってWebライターとしてスタートダッシュしたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。
案件を受けて勉強する
本で勉強したり、ブログを作ったりしたら、実際に案件を受けて勉強することもできます。
まず、Webライター案件では、記事の納品後に必ずFB(フィードバック)・添削をしてもらえます。
つまり、ディレクターさんからFBをもらい、自分のライティングを改善していくことで上達しやすくなるということです。
添削を受けることで、自分だけでは気づかなかったミスや改善点が見つかり、記事の質が高くなります。
さらに、FBをもらった内容を他の案件やブログ記事へ活かすことが重要です。積極的にアウトプットして、Webライターとしてレベルアップしていきましょう。
WebライターのブログやSNSで勉強する
Webライティングは、ブログやSNSでも勉強できます。
近年、Webライターとして情報発信している人が増えていて、ブログやSNSでライターに役立つ情報がみれます。
私も当ブログやX(@writer_kaneko)にて、初心者Webライターが無理なく稼ぐ方法をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
Youtube動画を見る
YouTubeは無料で利用できるほか、有益な動画が多い点でおすすめです。
また、動画の中には音声を聞くだけで勉強になるものもあるので、スキマ時間に聞き流すのもよいでしょう。
私が特におすすめするのは、
です。
すさまじい実績をお持ちで、動画がわかりやすいのでぜひ参考にしてみてください!
初心者Webライターが最低限必要なスキル
Webライターの勉強方法を解説してきました。ここでは、初心者が最低限必要なスキルを解説します。
正しい日本語力
Webライターには、正しい日本語力が必要です。
正しい日本語を使うことは、SEOに良い影響を与えたり、読者に読みやすい文章を書けたりすることに繋がります。
基本的なことですが、初心者ライターの方は間違えて使っている表現が多いので、注意しましょう。
間違いと正しい例 | |
ら抜き言葉 | 見れる → 見られる |
冗長表現 | することができる → 〜できる |
間違いやすい言葉 | うる覚え → うろ覚え |
Webライティングについて理解を深めたい人は、以下の記事がおすすめです。すぐに使える言い回し一覧も解説しています。
SEOに関する知識
Webライターには、SEOに関する知識が必要です。
Googleで上位を獲得する記事を執筆するには、SEOライティングが必須。本などでSEOに関する基礎的な知識をつけておくのがおすすめです。
なお、SEOの知識は最新の情報を学ぶことが重要です。
Googleは不定期でアルゴリズムのアップデートを行うので、常に新しい情報を取り入れるようにしましょう。
リサーチ能力
Webライターには、リサーチ能力=Google検索で情報を調べることが必要です。
記事を書くうえでわからない情報があったときは、自分で調べて知見を増やし、有益な記事を書く必要があります。
Webライターは競合記事を参考にするためにもリサーチするので、正しい情報や有益な情報を見極める能力が求められます。
どんなキーワードで検索すれば、自分が欲しい情報が出てくるか即座に判断できれば、記事の執筆スピードを上げることが可能です。
日頃からわからないことがあれば、Googleで調べる癖を付けましょう。
PCスキル
Webライターには、基礎的なPCスキルが必要です。
- タイピングスキル
- WordやGoogleドキュメントを使うスキル
- 表作成スキル
- WordPressを使うスキル
上記のようなスキルは、最低限つけておくのがおすすめです。
また、Webライターとしてステップアップするには、HTML・CSSのスキルも必要です。
WordPressで入稿する際は、簡単なHTMLを使用することがあるので、勉強しておくとよいでしょう。
論理的思考能力
Webライターには、論理的思考能力も必要です。
文章が論理的に書けていないと、読みづらい文章になったり、本来の意味が伝わらなかったりします。
記事が読みづらいと読者が離脱する原因になり、SEO順位が下がります。
論理的思考能力をつけるには、とにかく記事を執筆してライティングスキルを上げることが大切です。
クライアントからの添削で指摘された文章も見直して、改善していきましょう。
営業スキル
Webライターには営業スキルが求められます。
Webライターは、案件を獲得できないと収入が得られません。そのため、案件を継続して獲得するための営業スキルが必要です。
- 読まれやすい提案文を書く
- 仕事を依頼してもらいやすいコミュニケーションをする(返信を早くするなど)
- チャットやメールでわかりやすい文章を送る
上記のような、営業スキルをつけることが重要です。
WebライターはSEOやライティングスキルに注目されがちです。
ただし、Webライターもビジネスの1つなので、社会人として当たり前にできることに意識を向けましょう。
Webライターが勉強するメリット
Webライターが勉強するメリットを知っておくと、モチベーションアップに繋がります。
Webライターが勉強するメリットは、主に以下の2つです。
案件を受注しやすくなる
Webライターが勉強すると、案件を受注しやすくなります。
単純にライティングスキルが上がると、書ける記事が増え、案件を受注しやすくなるということです。
例えば、記名記事の実績が増えれば、それをもとに営業できます。
実績の多さは、案件を取れる確率に直結します。
このように、勉強すれば確実にWebライターとして成長できるので、コツコツ学習していきましょう。
記事単価が上がる
Webライターが勉強すると、記事単価が上がりやすくなります。
例えば、SEOを勉強して、1つでも検索順位で上位をとった記事ができれば、それをもとに営業できます。
これにより、以前よりも文字単価が上がる可能性が高いです。
また、継続して執筆しているメディアがあって、そこで記事の順位が良くなれば、評価次第で文字単価が上がるケースもあります。着実に勉強し続けて、文字単価を上げていきましょう。
Webライターになるまでのロードマップ
午前中稼働のみで月収40万円を達成した私がおすすめする、Webライターになるまでのロードマップは、以下のとおりです。
Webライターになるまでのロードマップ
- ブログを作る
- 案件に応募・受注する
- 執筆・納品
私の経験上、ブログを作らずにWebライティングの勉強から始めてしまうと、結局続かない人がかなり多いです。
ブログ作成には月1,000円ほどかかりますが、逆に「Webライターで稼ぐまで辞めない」というモチベーションになります。
また、ブログなしで営業をするのは、2024年現在不可能です。Webライターは近年かなり数が増えたので、以前の方法では難しくなってます。
私が苦労した分、この記事を読んでくださっている方には、スムーズにスタートダッシュしてほしいです。
これからWebライターを始めようとしている方は、以下の記事がおすすめです。具体的な方法や手順について、わかりやすく解説しています。
初案件獲得後におすすめの勉強方法
初案件獲得した後におすすめの勉強方法は、以下のとおりです。
- 執筆ジャンルの専門知識をつける
- 競合記事と自分の記事を比較する
- 本などで学んだことを活かせているかチェックする
- 勉強時間を確保する
上記で重要なのは「書籍などで学んだことを活かせているかチェックする」です。
例えば、SEOライティングの本を読んで、そこに書いてあった内容を案件で実施できているかなどを確認します。
せっかくインプットしても、Webライターの活動に活かせていなければもったいないです。
私はメモをとって学んだ内容をまとめても、実践しないまま忘れてることもありました。
そのため、本などで学んだ内容は、すぐに実践してしまうのがおすすめです。
Webライティングが上達するコツ
勉強方法や必要なスキルはわかったけど、結局どうすれば上達する?
Webライティングが上達するコツは、以下の3つです。
とにかく記事を書く
Webライティングは記事を書くことで、上達します。
特に初心者のうちは、執筆回数を増やすことが上達への近道です。
どれだけ動画や本で勉強したとしても、実際に書いている記事が多い人にはかないません。
わからないことがあったとしても、執筆する回数を増やせばおのずと上達します。また、実際に執筆しないと気づかないことも多いです。
- 実は自分が執筆が得意or苦手だった
- リサーチに思ったより時間がかかること
- 誤字脱字をしないのは意外と難しい(見直しが重要)
上記のように、執筆するたびに気づくことは多いので、記事をたくさん書きましょう。
上位記事を分析する
Webライティングの上達には、上位記事の分析が必須です。
Google検索で上位が取れている記事は、Googleやユーザーから評価されているということです。
そのため、上位記事をみるだけでも、かなり参考になります。
具体的には、執筆するKWがあったら上位5〜10記事までは目を通すようにしましょう。
文章や構成・画像の挿入位置など、学べることがたくさんあります。
また、なぜこの記事が1位をとれていて、この記事が2位なのかを意識してみるとさらに勉強になるので、意識しましょう。
資格をとる
Webライティングの上達には、Webライターに関する資格を取ることもおすすめです。Webライティングの資格には、以下のようなものがあります。
- Webライター検定
- Webライティング能力検定
- Webライティング技能検定
- Webリテラシー試験
- ビジネス著作権検定
資格を取得するには一定の勉強が必要なので、Webライティングが上達しやすいです。
なお、Webライターに資格は必須ではありませんが、資格を取得することでプロフィールに記載できたり、転職に利用できたりします。
一度取得すれば長期的に役立つので、資格を取ることも検討してみましょう。
勉強時間を確保する
Webライターとしてステップアップしたいなら、勉強時間を確保しましょう。
Webライターは案件をこなす数が増えていくと、なかなか勉強時間をとれなくなります。
そのため、「寝る前の30分は動画で勉強する」や「月に1冊以上は本を読む」など、具体的な勉強時間を確保するのがおすすめです。
1日30分の勉強時間だったとしても、1ヶ月続ければ15時間にもなります。
このように、決まった勉強時間を確保し、コツコツ知識を積み上げることで、質の良い記事が書けるようになります。
近年のWebライターの実態について深く理解したい人には、以下の記事がおすすめです。5年経験した私の体験談や今から活躍する方法を解説しています。
Webライターの収入を増やす方法
Webライターの収入を増やす方法は、以下の2つです。
難易度が簡単な順で説明していきます。
執筆スピードを上げる
Webライターは、執筆スピードを上げることで収入が上がります。
これは、単純に執筆数が多くなるからです。
ただし、がむしゃらに執筆スピードを上げても、記事の品質が下がってしまいます。
誤字脱字などが増えると、継続案件も打ち切られてしまう可能性が高いため、注意が必要です。
そこで、執筆スピードを上げるには、以下を意識しましょう。
- リサーチスピードを早める
- タイピングを早くする
- 執筆に集中しやすい環境を整える
上記のうち、特に「執筆に集中しやすい環境を整える」のがおすすめです。
人目があるカフェで執筆したり、集中できる時間を見つけて作業したりすることで執筆スピードが上がるでしょう。
文字単価を上げる
文字単価は、Webライターの収入に直結します。
単純に文字単価1円の人が2円になったら、収入は倍になります。
このように、文字単価はWebライターの収入を上げるうえで重要です。
ただし、文字単価を上げるには単価交渉や新規で高単価案件の獲得が必要。
これらは一定以上の実績がないと難しいので、SEOで上位が獲得できたら挑戦するのがよいでしょう。
ブログから収入を得る
Webライターは、ブログからアフィリエイト収入を得ることも可能です。
自分で記事を書いてアフィリエイトプログラムに登録すれば、記事経由で商品やサービスが売れたときに収入を得られます。
なお、ブログから収入を得るには、一定の記事数や時間が必要。
一般的に、ブログで1万円を稼ぐには半年〜1年で・50記事ほどが目安と言われています。
そのため、Webライターとして収入を稼ぎつつ、コツコツ記事を増やしていくのがおすすめです。
まとめ
Webライターにはさまざまな勉強方法があるので、自分に合った方法を選ぶのが大切です。
さらに、学んだ内容はすぐに実践することが重要。本を読んだだけで行動しないと、もったいないです。
インプットだけでなく、アウトプットすることを意識しましょう。
ただし、初心者の方は無理に勉強することは必要ありません。
最初は慣れない執筆作業や営業があるため、無理せずコツコツやっていくのがおすすめです。
当ブログやX(@writer_kaneko)では、無理せず稼ぐことをコンセプトにWebライターに関するノウハウを発信しています。
ぜひチェックしてみてください。ここまで読んでいただき、ありがとうございました!